脱糞BOYS独占数百字インタビュー!脱糞BOYSが語る「今」!

――まずはバンド結成について聞かせてください。
「あれは、2007年の夏頃でしたかね。」
「偶然知った90EASTというライブバーで、片貝(当時大学2年)と武田(当時大学3年)でバンドを組もうかという話になって。」
「突然だったね。お酒飲みながら、勢いで。」
「その帰りに片貝家で武田は初めてベースを触った。」
「帰り道、夜道を歩いていた女の子にバンドやりませんかって声かけた件はファーストデモCD付録の漫画にも描いてあるね。」
「それから、同じワンゲル(※)のタイゾー(当時大学2年)を誘って、脱糞BOYS結成。」
※ワンダーフォーゲルの略。そもそも彼らのつながりは大学のワンダーフォーゲル部(山岳部)にあった。

――バンド名の由来は?
「よく聞かれるけど、特に意味はない。」
「なんとなくカッコイイ、と。」
「ワンゲルの後輩と90EASTで色々と案を出し合ってて『脱糞』って出たときに「あ、おもしろい」みたいな感じだったと思う。」
「ステージで脱糞をするから、ではないです。よく聞かれるけど。」

――それからスタジオで練習したり?
「初ライブはその秋だったっけ?はじめにライブを決めて、それに向けて練習したね。」
「あおぼしさんのホームページによると初ライブは2007年10月9日だね。90EAST。」
「初ライブで憧れのあおぼしさんと共演。」
「はじめはコピーやったね。銀杏とVINES。」
「大学のバンドサークルの練習室を勝手に借りて練習。バレて出禁。」
「懐かしい夏の思い出。」

――その後の活動は?
「あおぼしさんに誘ってもらってつくばパークダイナーというところで、初のライブハウスでのライブ。」
「そのときにはもう片貝が曲を作っていた。」
「オリジナルですね。」
「その後もマイペースにライブを重ねて。」
「遠藤ミチロウさんの前座をやらせてもらったり、初企画でジョニー大蔵大臣をお呼びしたり。」
「2010年に東京ライブデビュー。池袋Adm。それからは東京でもライブをするようになって。」
「で、現在に至る、と。」
「ええ。」
「あれ!?地震じゃない!?」
「ん・・・気のせいだね。」

――目指すのはどんなバンド?
「なぜ山に登るのかという質問に対して『そこに山があるから』っていうのは有名な言葉だけど、他のたとえで考えてみるとこれってとても危険な言葉だよね。」
「あるからって、やる理由にはならないよね。」
「でもなんかかっこいい感じはする。」
「迷路って左手を壁につけて歩き続けると必ずゴールにたどり着けるんだよね。」
「そんなの知ってても、自分はやらないだろうけどね。」
「でもなんか賢い感じもする。」

――……?つまり?
「つまり、俺は、迷路の山があったら、登らない。」
「俺たちは、生きている。これホント。」
「俺は俺だ、それが答えさ。」

――はぁ、なるほど。今日はありがとうございました。



インタビュー・全回答:武田(2010.11)
 
 
inserted by FC2 system